資格試験の合格率

行政書士の平井です。

前回に引き続き、資格試験についてのお話です。
資格試験の難易度を示す重要なファクターとして、「合格率」があります。

やはり難関試験というと、合格率が低いイメージがありますものね。

ただ、この合格率も、気にしすぎるのは良くありません。
受験資格があるのか、受験生がどのような層なのかによって、意味合いが変わってくるからです。

例えば、宅建試験を例にとりましょう。
宅建試験は、合格率がおよそ15%の試験です。
100人受けて、85人は落ちる試験なんです。
こう考えると、「かなり難しい」というイメージですよね。

ただ、宅建試験は「受験資格がない」のです!
つまり、誰でも受験することができます。
受験生の裾野が広いため、例えば「勉強はしてないけど、受けるだけ受けてみるか」という方も多く存在しているわけです。

そのなかでの、15%です。
さらに、合格レベルにある方がそもそもどれくらいいるのかという観点から考えると、宅建試験は実質「20%~30%」くらいの感覚なのかなと個人的には考えています。


では比較として、司法試験を例にとりましょうか。
司法試験の合格率は25%前後となっています。
合格率だけ見たら、宅建より高い数字なんです。

ただ、さすがに「宅建より簡単だ!」と考える方はいないはずです。
なぜなら、司法試験は「受験資格がある」からてす。

別ルートが存在しているものの、一般的には司法試験を受験するためには法科大学院を卒業する必要があります。
法科大学院を卒業した方々のなかでの25%、これはかなり大変な試験だと感じて頂けるはずです。


極端な例を二つ紹介しましたが、合格率だけ見ても難易度は測れないということはお分かり頂けたと思います。

 

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